山城さんの送別会に行ってきた

 昨日、山城さんの送別会に行ってきました。

http://ymsr.peatix.com/

 ブログに書くまでがjava-jaという訳で、はてブロ作って書きました。

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経緯

 山城さんが亡くなった事を知ったのは1月のこと。

 送別会の参加募集ページの方を先に見つけ、内容からjava-jaの悪ふざけだろうと断定し、山城さん海外にでも行くのかな?くらいに思っていたのですが、その後に太一さん経由で事実を知った会社の同僚から、本当に亡くなったそうだと教えられました。

 私は山城さんとは顔見知り程度の仲で、さほど親しかった訳ではありません。しかし、同年代でありながら、java-jaやその他の勉強会で大いに活躍される姿を遠巻きに見ていて、彼に対しては正直なところ憧れを持っていました。

 彼の死というものは、私にとっても少なからず衝撃でありました。

 親しい方が多かったであろう山城さんの送別会への参加は、多少憚られたのですが、募集人数が落ち着いたのを見計らい、最後の方の枠に滑り込ませてもらった次第です。

 

送別会

 送別会は大体以下の様な感じでした。

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 ハチャメチャです。

 形見分けの儀においては、こちらの品物を頂きました。

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 吉良のネクタイ?

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 いいえ、菌です。

 更に詳しくどのような様子であったか知りたい方は、親しかった皆様が沢山書かれているので、そちらをご覧頂ければ分かるかと思います。非常にらしいというかなんというか、山城さんの人柄を偲ばせるような、それはそれは愉快な、そして爽快な送る会でありました。

 ご遺族や太一さんをはじめ、このような機会を与えてくださった関係者の皆々様に厚く御礼申し上げます。

 

思い出

 折角なので、少し山城さんとの思い出も書きます。

 山城さんを初めて知ったのは、ゆろよろさん主催のJVM勉強会での事でした。

 この勉強会は私が初めて参加した勉強会だったのですが、懇親会で一つの事件がありました。懇親会参加予定者が大量にドタキャンしたのです。この時に幹事をされていたのが誰あろう山城さんその人だったのです。

http://togetter.com/li/40354

 私は懇親会に不参加だったので、後にTwitterのTL上でこの騒動を知るのですが、名幹事山城という名を覚えたのがこの時でした。

 

 それから暫くを経て、初java-jaであったjava-ja.js #2でお見かけするなどありつつ、初めてお話する機会となったのが、次の年の197Xパーティーでした。

 この時にどんな会話をしたかは実はあまり覚えていないのですが、初対面ということもあり敬語で話す私に「あのさぁ、マジで敬語とか使わないでよ。堅苦しいの無しでいこうぜ!」と気さくに接してくれたのはよく覚えています。

 これを切っ掛けに顔見知りとなり、2011年はPHPでTDD&CIワークショップPHPカンファレンス2011などで、当時山城さんが取り組まれていた事を教えてもらったり、アジャイルサムライ他流試合では共にスタッフとして働いたりしました。以降も方々の勉強会等でお会いすれば挨拶し、一言二言会話をするような仲となりました。

 しかし、ここ1、2年程は私自身があまり表に出なくなった事や、プライベートな関係もほぼ無かった事でお会いする機会も徐々に減り、ブログのエントリがホッテントリになってるのを見かけたり、どこどこを辞められたという話を人伝に聞いたりする程度になっていました。

 

 そして、久しぶりに飛び込んで来たのが彼の訃報でありました。

 

 振り返ってみると、関係自体は薄かったのですが、勉強会で目にする山城さんは、私にはとても輝いて見えており、憧れの対象の一人でありました。そんな彼が亡くなっていて、その事実を一月以上を経て知る事となり、全く現実味の無い中でその死を確認すべく送別会に参加する事に決めたのです。

 参加してみたら、会場のどこからかひょっこり出てくるのでは?とか、あの妹さんは実は山城さんなのでは?みたいな事を考えたりもしましたが、そんな事も無く、彼はやはり亡くなっておりました。

 

最後に

 私が山城さんに対して感じていたものは、この送別会でより一層強くなりました。不謹慎かもしれませんが、山城さんと彼を慕う人々との関係を目の当たりにし、正直羨ましいとさえ思ったくらいです。そして、初めてその死を実感しました。早過ぎます…。

 突然の死をむかえ、きっとやり残した事や、思い残す事が多々あったでしょう。それを思うと誠に残念でなりません。山城さん、どうか安らかに。ご冥福をお祈り申し上げます。